2016年10月17日
背骨の湾曲具合が腰痛に大きく影響します
昨日の新患さん。両方の膝の痛みで今私の所へ通われている64
歳のIさんの、お孫さんでした・・・・・
先週の火曜日にIさんから孫が東京から帰って来ているのだけど孫も診て欲し
いと言っているのだけど看て貰えますかと聞いて来ます。
私が、どうかしたのですかと尋ねると嫌、見た目には元気そうだけど向こう
でも整骨院などに通っていたらしくて、解からないんだけど看て欲しいと言
っているんだけどと言われるので昨日、来て頂きました・・・
ご一緒に玄関から入って来られ椅子に掛けて貰い、孫のルカさんに、お話を
伺うと肩凝りと左右の腿と脹脛の凝りと言われます。
私が向こうでは整骨院へ通われていたのと尋ねると、そうですと言われます。
誰かの紹介で其処へ行ったのと聞くとお友達からの紹介で言ったと言われま
す。
肩は両方に凝りがあるのと尋ねると両方、凝りますが、何方かと言うと左側
の方が凝りが強いですと言われます。
首に凝りなどは無いのと聞くと首も凝りは感じますが自分で首を回したりして
ストレッチをしていますと言われます。
私が東京の整骨院では首の事は何も言ってはいなかったと尋ねると首も凝って
いるねとは言われましたが特に何も言われなかったしと言われます。
私が腿は凝りなの痛みなのと聞くと痛みじゃ無くて凝っている感じで脹脛も
凝りがある感じですと言われます。此処でも向こうでは何も言われなかった
と尋ねると向こうでは骨盤が前側に捻転していると言われましたと言います。
でどんな事をされたのと尋ねると、あっちこっち解して貰ったと言われます。
私が首や腰の矯正とかはされなかったのと尋ねると嫌、特にされなかったと
言います。
視診では特に問題はなさそうですが細身の子で良く首も回されると言う事から
椅子に腰かけている彼女の後ろ側に回り首を触診と言う形で触ると直ぐに痛い
と言われます。
お婆ちゃんの時には両膝の痛みだったので頚椎の説明まではしていなかったので
昨日は頚椎の仕組みから話をして上げて自分で首を回すのはストレッチッチでは
無くて自分で骨虐めをしている事・・・
もし回したくなったら出来れば横になった状態で首に枕を入れて顔を左右に動か
事などの説明をします。
其れを側で聞いていた、お婆ちゃんも私も、やっているよ~と言われますが私が
Iさんは首に違和感とかは無いんでしょうと尋ねると私は無いよ~と言われるので
私がIさんの場合は首に違和感が無いから言いんだけど、お孫さんの場合は凝りが
あるから回したくなるのだから駄目ですよ~と言っているかのだからと言うと、
そうなんだ~と理解された様です。
取り敢えず、問診票も記入して貰ったので、Iさんから先に施術をしましょうかと
言う事で診療室に移動をします。お孫さんはと言うとカバンから小説なのでしょか
冊子を出して見ようとしているので出来れば、お婆ちゃんの施術を見てみないと言
う事で一緒に診療室に来て貰います。
私が、お婆ちゃんの左右の腿の腿直筋を伸ばすと当然、Iさんは痛がりますから
お孫さんは側で笑って見ています。
一応、お婆ちゃんの施術が終って何時もなら隣の部屋で休んで貰うのですが私がIさん
も、お孫さんの施術は見るでしょうと尋ねると見ますと言われるので、お婆ちゃんが
休んで貰ってから君の施術をしようねと言う事で少し休んで貰います。
お婆ちゃんが休み終ってから三名で診療室へ移動をして初めに腰から看て行きます。
彼女に腰から足に出ている神経線の説明をしてから神経線を押圧をして悪い腰の場
所を特定します。
始めに両足の長さを比較すると左側の足が幾分、短いのですが、腰から足に出ている
神経線の説明をしてから神経線を押圧をすると四番、三番、五番とも左側に痛みが出
ています。
次いで両方の膝を曲げて貰い左右を押し上げると幾分ですが左側の骨盤が上がり気味
ですが横座りや椅子に座って足を組んでいる程でも無く彼女に其の事を説明をすると
出来るだけ椅子に座っても足を組んだり横座りは全くしないとの事です。座骨と股関
節の柔軟性を看ると全然、問題はありません。
私が診療台から降りて立ち方の問題を指摘すると其れは、やっているかも知れないと
言われます。
其処まで看て、うつ伏せに成って貰い頚椎から触診を始めます。左側の環椎が少し
跳ね上がり気味、立ち眩みなどはしないか尋ねると其れは全然ありませんと言われ
ます。
三番の頚椎が幾分、落ち込み気味、椅子などに座って寝たりしないかを尋ねますが
其れも全くしないと言われます。色々と質問をしますが全然、思い当たる事が無い
と言われます。
後は頚椎の四番五番六番までは左側に歪み、後は胸椎の三番が右側に歪み軽く押圧
をしても痛みを訴えます。
後は腰椎まで触診を下して行くと腰椎が後背しています。腰椎に対して腰背筋が
逆に上がり気味です。其の為に足が疲れやすい説明が付きます。其れに右側の座
骨に軽い歪みがある事から、此処でも家で椅子などに座られている時に右側の足
を上げていないかを確かめますが、ご本人は解からないと言われます。
側で見ていた、お婆ちゃんが私も山田さんに癖を指摘されて自分でも理解出来た
から、あんたも、やっているかもよ~と言われています。
未だ若いので僧帽筋を広背筋を解し、左側の腰だけを肘で解して上げて後は診療
台から胸まで落として貰い左環椎から肘で緩めて上げて捩じりを入れるとクラッ
ク音が出ます。
後は頚椎の六番から順に上に向かって四番までを肘で緩めて上げて、ここでも
捻じりを入れると軽いクラック音が出ます。
次いで腰の矯正をする為に左側を上にして横に成って貰い左側の腰から押し下げ
る様に捩じって上げます。右側を上にして貰い右側の座骨を触診をしてから下に
捻じり気味に右側の骨盤を押し上げます。
左側を三回、右側を二回矯正をして右側の座骨だけを肘で緩めて上げます。仰向
けに成って貰い頚椎のアジャストに入ります。
軽く首を私の両手で牽引をして上げてから初めに左側の環椎をアジャストをする
とクラック音が出ます。
後は下から始めます。頚椎の六番と頚椎の四番に動きは有りましたが五番が動き
ません。タオルで牽引をして上げて、ご本人が左側の肩が凝ると言われている場
所を教えて上げて、もう一度、矯正をするからねと言い再度、アジャストをしま
すが、やはり五番は動きません。
この事を説明をしながら枕の話を尋ねると今、使っている枕は自分でも合わない
筈と言われます。私が枕の形状を尋ねると割と固くて幅があるので朝になると首
が痛く成っている事があると言われます。
私が枕の正しい使い方を説明をして私の所にある様な枕の形に出来るだけ変えて
見て使ってみてと説明をします。タオルで顔を左右に動かしてみて痛みと違和感
が無いかを尋ねると大丈夫と言われるので後は腰を伸ばして上げて胸椎を伸ばし
頚椎を微調整をして施術終了です。
診療台へ足を延ばして座って貰い自分で腰の骨が出ている所を触って貰います。
私の腰を比較をして貰います。
更に、隣で見ている、お婆ちゃんにも私と彼女の腰を触って貰い比較をして貰い
ます。
彼女にしたら今まで自分の腰はこんなもんだと思っていたと言われます。私が
お婆ちゃんから二番目の孫の事も相談があったので、私が多分、腰椎が後背し
ていると思うので畳間に足を延ばして座って貰い、両手を伸ばして、ばんざい
をさせて見て下さいと、お願いしていたのです。が・・・・
其の話を聞いていた、お孫さんが私も、やったけど、妹は出来なかったと言い
ます。逆に後ろ側にひっくり返ったと言います。
お婆ちゃんからの私に相談があったのは二番目の孫が小学生の時から良くお腹が
痛いと言い学校を遅刻したり便秘をして遅刻をしたりすると言われていたのです。
私がもしかしたら腰の骨が後背をしていて腰が疲れて来るとお腹に痛みが来るの
かも知れませんよと説明をして上げて家で先ず其れを見る為に実験をして看て下
さいと、お願いをしてあったのです。
お婆ちゃんが出来れば、下の孫にも、あんたも行くねと尋ねたらしいのですが下
のお孫さんは行きたくないと言われ断ったそうなのです。
一応、施術が終ったので待合室で、お茶を飲みながら下の、お孫さんの話などを
聞いて昨日、施術を受けに来た、ルカちゃんもそうだけど、今まで自分の姿勢が
悪くて腰の骨が後ろ側に出て来たのだから妹さんもそうだけど自分で寝ていてバ
スタオルでも入れて腰に湾曲を作るように説明をします。
私が君の腰は、お婆ちゃんの腰の骨より悪いよ~先ず、お婆ちゃんの腰を触って
御覧、君より腰の骨は中に入っている筈だよと言うと椅子から立ち上がり、お婆
ちゃんの腰を触り骨が出ていない~と言われます。
え~私の腰は、お婆ちゃんより悪いの~と言われます。^^ねぇ~私がIさんに
何時も歳だから言われるけど実際にIさんより、お孫さんの方が悪いと理解でき
たでしょうと言うとIさんが何時も山田さんが歪んで座ったでしょうと言うのが
良く理解できたと言われます。
私が、だって小学生の特に男の子の方が多いんだけど五、六年生で腰が痛いと
言って来るのが殆ど、お孫さんの様な腰の骨の曲がりで来るんですよと言うと
本当に歳とは関係ないのね~と言われました。
今日も私の施術日記を覗いて頂き有難う御座います。
Posted by 痛みの根本治療 山田カイロプラクティック施術院 那覇識名 at 20:00│Comments(0)
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