今日の新患さん。今年の五月から両膝の痛みで通われているIさん。
74歳の女性の次女の方です。
先週の金曜日にIさんから次女に私の話をしたら私も腰が痛いので
診て欲しいと言われたのですが仕事が丁度、火曜日が休みなので火
曜日に診て貰えませんかと言う事で今日、来て貰いました
前もって今日、来られたYさんの仕事を聞いた所、保母さんをされて
いると言う事でしたので仕事柄、保母さんなら子供たちを方側の腰に
乗せている方が多いので職業病じゃ無いですかと、お母さんには説明
をしてはいたんです。
問診票に記入をして頂いている間に、お母さんの施術を終わってから
Yさんを診療室に来て頂き色々と説明をしてから施術に入りました、
初めに仰向けに寝て貰い両足の長さを比較すると若干ですが右足が短い
のが分かります。
腰から足に出ている神経線の説明をして上げて左右の腿の内側から神経
線を軽く押圧をすると右側に痛みがあります。次いで三番からの神経線
も押圧をすると此処も右側に痛みが有ります。五番から出ている神経線
も右側の膝の後ろに痛みがある事から右側の腰が悪い事を説明をします。
次いで両膝を曲げて貰い両膝を押し上げると、あれ~左側の膝の位置が
右側の膝の高さより高いのです。
其れをYさんに見て貰らった後、座骨と股関節の柔軟性を看てから、うつ
伏せに成って頂き胸椎から腰椎までを触診をします。だいぶ右側の特に
五番と四番の椎間板が狭く成っていて筋肉もかなり拘縮しています。
其れから座骨を触診をすると確かに右側の座骨が上がり気味です。其れ
なのに先ほど両膝を曲げて頂き両膝を押し上げた時には左側の膝が高く
成っていたので解しに入る前にYさんに普段、保育園で左側の膝を立てた
りしていないかを尋ねた所・・・
体育座りはするけど左側の膝だけを立てる事は無いと初めは、仰っていま
したが暫く考えてから確かに、やっていますと言われます。
私が今は園で何歳児を担当されているのかを尋ねると五歳児だと言われます。
私が、じゃ~そんなに子供を片がかえはしませんでしょうと尋ねると今は
そうですね。余り抱っこをする事も有りませんねと言われます。
此れがもう少し手の掛かる子供達なら、どうしても仕事がら、片方の腰に
子供を抱っこをして、もう片方の手で子供たちの手を引くと言う動作も当然
増えて来るので片側の骨盤が歪むと言う事も多いのです。
普段から仕事でやっていなければ今日の場合は問題は無いと判断をしました
其れから解しをしてから右側の上にして横に成って貰います。
初めに右側の大殿筋を肘で緩めて上げます。少し痛いですが我慢をして下さい
とお願いをしてから大殿筋を解しをします。当然、痛がりますが緩めます。
緩めて上げてから座骨を触診をして右側の腰を五回程、捩じって上げます。
左側の向いて貰い此処でも座骨を触診をします。
此処でも右側の方が上がっているので今度は左側の腰を上げる様に捩じって
上げます。
此れを右側を三回、左側を二回捩じりをして上げます。左側の座骨を解して
最後に右側の座骨を緩めて上げて外腿筋を解すとかなりこちら側もかなり拘縮
しています。
Yさんご自身でも、こんなに固く成っているとは考えてもいなかったですと
言われます。
私が、お母さんも自分でこんな所が固くなっていたとは考えてもいなかった
筈ですよと説明をします。今はまだYさんも若いから膝の痛みなんかは感じな
い筈ですが貴女の場合も座骨が固くなって今の外腿筋などが縮んで来れば次
は膝に痛みが出て来る筈ですよと言うと本当に、お母さんから聞いて来て良か
ったですと言われます。
最後は胸椎を伸ばして上げて施術終了です。後はお待ちの、お母さんと話を
しています。
私が娘さんに普段からの姿勢に気を付けて下さいねと言うと、お母さんの方が
普段からの姿勢が一番大切ってよ~と説明をしています。^^
今日も私の施術日記を覗いて頂き有難う御座います。